☆法律系はまったくの初心者！という方への提案。
☆学習教材
| 参考書 | ・なんでも良い。例えば、、出る順行政書士
初歩の初歩出る順行政書士シリーズ、らくらく行政書士講義そのま...QP
Books、ひとりで学べる行政書士合格テキスト。実際に使用したのは「ひとりで学べる」ですが、特にオススメするわけではありません。 ・民法については、「３日で分かる民法」「図解雑学民法」等の分かり易い教材で学習を始めた方がいいと思います。下記のスケジュール例ではこれを購入した場合を前提としています。 ・金銭的に、時間的に余裕がある、あるいは好奇心がある、という方は「雑学商法」「雑学憲法」「雑学刑法」等も読むとよいと思います。（特に必要ではありませんが、例えば行政書士試験の科目で基礎法学等は「属地主義」「属人主義」「事後法の禁止」等ありますが、これらは刑法総則の基本的な考え方です。） |
| 過去問題集 | 一問一答式行政書士択一パーフェクトチェック（東京法令出版）がイチ押し。 |
| 予想問題集 | 分野別であれば、なんでも良い。 |
| 直前予想模試問題集 | ２冊は必要かと思います。例年７月～９月に発売されます。選ぶポイントは「法改正情報が載っているか？」という事です。４月以降に発売された参考書でも、法改正には対応できていないものがほとんどです。法改正の確認は直前予想問題集にてチェックします。 |
| 六法全書 | 初学なら、是非入手した方が良いです。使用するなら「行政書士受験六法」（東京法令出版）がお奨め。単に条文の掲載にとどまらず、出題例などが載っています。また、法令データ提供システムのホームページにて無料で法令を閲覧できますが、やはり手元にある方が便利です。 |
☆学習方法
※詳しくは「共通勉強留意事項」を参照にしてください。
| 参考書 | ・１～２回目は読み通す。 ・３回目にノートにまとめる。 ・あとは、問題集を解くにあたり、確認する。 ・テスト直前期に弱点分野を読む、またはノートに再度まとめる。 |
| 過去・予想問題集 | ・問題を解くにあたって、選択肢ひとつひとつの正誤の理由をノートに書き出して解く。決して本試験のように「正解を選ぶ」だけの学習にならないように。 |
| 直前予想模試 | ・法改正のチェック ・本試験と同様の時間配分で問題を解き、本試験を意識する。 ・復習は通常の問題集とおり、選択肢のひとつひとつについて正誤の理由を書き出していく。 |
☆学習期間目安
７か月弱
☆学習スケジュール例
※各月の１～１０日を①、１１～２０日を②、２１～月末を③と表記しています。
※科目名のみの表示は参考書のことです。
| ４月① | 「雑学民法」系 | ４月①②をかけて、「雑学民法」系を３まわり以上読み込む |
| ４月② | 「雑学民法」系 | 同上 |
| ４月③ | 民法 | 参考書の民法を読み込む。いきなり読むより理解できます。 |
| ５月① | 民法 | 前期間から今期間にGWがあるのでそこそこに。 |
| ５月② | ・憲法 ・過去問民法 |
・テキスト読み込み。条文を覚えようとする必要なし。判例だけは「覚えよう」というより「へぇ～、こんな判決になるんだ」という興味本位で読んだ方が覚えられる。 ・早速民法の過去問をやってみる。勉強の留意点で述べたように、選択肢のひとつひとつについて理由を書き出すこと。※民法については、過去問でわからなくてもガッカリせず、ひとつひとつつぶしていく気持ちで。 |
| ５月③ | ・行政法 ・過去問憲法 |
・憲法においては、判例は知っていれば知っているほど得点源になりますので、参考書にはなかった判例等があればチェック要です。 |
| ６月① | ・行政手続法 ・過去問行政法 |
・行政手続法について、参考書と受験六法の併用をお奨めします。参考書には「法第○条第○項」と掲載されているはずですから、六法を確認しながら、参考書を読むことをお奨めします。 |
| ６月② | ・行政不服審査法 ・過去問行政手続法 |
・行政不服審査法について、上記と同様、参考書と受験六法の併用をお奨めします。参考書には「法第○条第○項」と掲載されているはずですから、六法を確認しながら、参考書を読むことをお奨めします。 ・過去問についても、過去問の解説を読む、だけにとどまらず、六法も確認すべきです。六法で分からなければ、参考書を。 |
| ６月③ | ・行政事件訴訟法 ・過去問行政不服審査法 |
上記同様です。 |
| ７月① | ・過去問行政事件訴訟法 ・予備 |
・過去問について、上記同様です。 ・今までで、スケジュールとおり出来なかった場合の調整期間 |
| ７月② | ・地方自治法 ・過去問地方自治法 |
・地方自治法については、参考書を読むだけでなく、極力ノートにまとめた方がよいです。 ・過去問について、その都度、参考書の理解度チェックといった感じで、解いていきましょう。 |
| ７月③ | ・地方自治法 ・過去問地方自治法 |
・上記と同様。７月②と７月③で地方自治法を完了するように。 |
| ８月① | ・基礎法学 ・過去問基礎法学 |
・８月①～③の基礎法学、商法、労働法、税法は、参考書を読む⇒過去問を行う、でマスターできると思います。条文チェックは必要ありません。 |
| ８月② | ・商法 ・過去問商法 |
・上記と同様（商法は条文をチェックしようとしても、条文が多く、また、第○○条を参照、というのが多いので、時間がかかるだけです。「行政書士試験に合格する」という目標に対しては、条文の読み込みがなくとも、それほど影響しません） |
| ８月③ | ・労働法・税法 ・過去問労働法・税法 |
・上記と同様。（８月①～③に行う過去問について、択一パーフェクトチェックについていえば、それほどボリュームはないので、十分できます。もし、時間が余るようであれば、今までに勉強した部分の復習をしてください） |
| ９月 | ・予想問題集期間 ・一般教養 |
・最低ひとまわし、出きればふたまわししてください。解き方は、従来通りの、「選択肢ひとつひとつの正誤の理由を書き出す」です。 ・国語（漢字、熟語、ことわざは除く⇒多すぎる）、数学は必須。歴史・地理・理科・思想は得意な方を除き、捨てる⇒これらの中かから出ても１～２問、当たればラッキー的な発想。勿論、気になるなら、やったにこしたことはありません。政治・経済は、GNPとかNPOとか基礎用語はおさえておくこと。（平成１６年度は特に出ませんでしたが、基礎知識は必要です） |
| １０月① | 直前予想模試１冊目 | ・改正法のチェック ・ひとまわし目⇒試験本番と同じ時間配分で解答する。 ・ふたまわし目以降⇒従来通りの「選択肢ひとつひとつの正誤の理由を書き出す」方式で解答する。１冊を完璧にしあげる。問題集の解説のみでなく、参考書、六法をフル活用すること。 |
| １０月② | 直前予想模試２冊目 | ・上記と同様。 ※ちなみに、私はこの段階で１冊目、２冊目ともに正解率は法令６割前後でした。しかし、直前問題集を復習する際に、上記通り参考書、六法をフル活用し、少なくても問題集については、完璧にしました。本番では法令８割得点しました。ですから、この段階で、合格点ギリギリとか少しぐらい足らなくても、マイナスに考えず、「本試験までに、自分の分からない問題が出て良かった。これで本試験に出題されても解答できる！」というプラス思考で！ |
| 直前 | 参考書読み込み等 | ・不安であった分野の参考書。行政手続法、事件訴訟法、不服審査法の条文読み込み。 又は、上記スケジュールとおりできなかった時の調整。 ※私は、直前は参考書で地方自治法を、六法で行政手続法、事件訴訟法、不服審査法を読み込みました。 |
以上を実践すれば、合格するはずです！！
記述対策は、過去問を解くとき「ノートに書き出す」方式により、自然と身についているはず！
